TeraTerm

TeraTermのマクロとは?【2021年3月22日】

こんにちは!
今回の記事はたみさんがお送りします。


現在、N社のネットワーク構築案件で使われるTeraTermのマクロについて
説明・紹介をしていきます。
そもそもTeraTermのマクロとは
ttlという拡張子を持ったファイルを使い
ttlファイルの中に、TeraTermのコマンドを記述することで
自動的にそのコマンドを打ってくれる機能です。

次にTeraTermのマクロはどんなことに使えるのか
1.SwitchやRouterなどの機器にログインをすることができます。
その為、機器のIPアドレスやパスワードを打ったりする必要がなくなり
便利になります。

2.コマンドを自動で打ってくれる為、ログを取る作業やコマンドを打つ作業などが
簡略化し、作業時間の短縮に繋がります。

3.2でも軽く触れましたが、ログなどをメモ帳に名前込みで自動的に作ってくれます。
例えば、【show ip route】が記された.ttlファイルをマクロで読み込むと
【show ip route】のコマンドを自動で打ってくれて
【show ip route】の内容が記されたメモ帳を作ってくれる
※複数のコマンドでも、一個一個メモ帳を作ってくれるので
TeraTermのファイルタグからログ、ログを閉じる手間がなくなる為、
ログ取得が多い作業ならマクロでやることを個人的にはおすすめします。
しかし、ttlファイルを作らないといけないので、頑張りましょう。

その他にも.ttlファイル次第ではメッセージボックスを表示し、格納場所や
使用するコマンドのttlファイルの指定ができたり
同じ処理を繰り返したりもできます。

私が参考にした
.ttlファイルの作り方は外部リンクを載せて置きますので、良ければ参考にしてください。
引用元:Qiita
サイト名:https://qiita.com/iguru/items/eed60bc1d969a6a0000c

今回の記事は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回の記事もお楽しみに!

現場で知ったAPRESIA機器とCisco機器の違い【2021年3月17日】

こんにちは!
今回の記事はたみさんとがわさんの2人でお送りします。
こちらの記事は現場で知ったAPRESIA機器とCisco機器の違いを紹介したいと思います。

まず、見た目に関してですが、あまりCisco機器と変わりはありません。
性能面だと現場で使用したAPRESIA機器は起動時の騒音はなかったです。(※騒音がある機器も一部有り)
Cisco機器は一部騒音が大きい機器もあります。

引用元:APRESIA
サイト名:https://www.apresia.jp/products/apresialight/

次にコマンドの違いについて説明します。
TeraTermを活用して機器を設定する際に
Cisco機器の場合は必要な設定を終えたあとに【exit】を使い、抜けますが
APRESIAだと【exit】ではなく【logout】を使用して抜けなければなりません。
exit】コマンドを投入しても1つ前のモードに戻るだけ
その機器自体から抜ける事ができないので
APRESIA機器を使う際は注意して下さい。

また、その他のコマンドでは、機器を起動した際に設定内容を保存する【show statup-config】の代わりに
APRESIAの場合は【show config_in_nvram 】を使用し
機器の動作中に設定した内容を自動的に保存する【show runniing-config】の代わりに
show config current_config】を使用しなければなりません。
間違えてCisco機器で使うコマンドを投入しても機能しないので
機器の設定に詰まった際はマニュアルなどを見ながら理解を深めて下さい。
一部コマンドが違うものの、性能や役割自体は変わらないので
Cisco機器とAPRESIA機器を同時に使う前に
事前に覚えておくと便利です。

ちなみに【show config_in_nvram】と【show config current_config】は
機器の現時点の設定情報を全て表示するコマンドなので
自分が設定変更した情報がどの部分で表示されているのかが非常に分かりにくいです
その時に便利なオプション機能として【modified】コマンドが用いられます。
このコマンドは元の状態から変更された設定情報のみを表示するコマンド
自分がどの設定を変更したのかを効率よく確認する事ができます。
是非覚えておくと後々業務の効率化に繋がります!

今回の記事は以上になります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。