今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。
今回は、パケトレとパケトレを使った研修について紹介します。
パケットトレーサー(PacketTracer)、通称パケトレは
Cisco社が提供するネットワークシミュレーションツールです。
これはソフトウェア上に仮想のネットワークを構築する事が出来、
ネットワーク構築の練習が可能な便利なソフトウェアです。
ソフトウェア内では時間がリアルタイムで進行するので
構成にかかる時間の目安を図ることも可能になっています。
なので、実際の機器を設定する前にパケトレを利用して
予め、構築の練習をしておくと先に問題点を発見できたり
実際の構築で時間を取らないなど利点が多くあります。
これを使用するメリットは前述にもある通り
機器設定を仮想で実験出来る事などがありますが他にも
パソコン一つでネットワークを作成できるので
実際にはネットワーク機器は必要ないので
コストもかからず場所も取らないといったメリットもあります。
また、必要なのはパソコンやモバイル端末のみでいいので
どこでも利用することが可能になっています。
逆にデメリットとしては実際に触れないので
イメージを膨らませづらいといった事が挙げられます。
それと言語が英語なので苦手な人にとっては厳しいかもしれませんね。
今回パケトレで行った研修内容は、以前にも実機で実施した内容です。
具体的には下の写真のように、VLAN100と200のネットワークを持つ
ルータ1とVLAN300と400のネットワークを持つルータ2を構成し、2つの
ルータをスタティックルーティングしてスイッチ2台を除く全機器間で
互いにpingが通るようにしました!
スタティックルーティングとは、管理者が手動で経路情報を設定する
ことです。今回の内容でいえば、ルータ1とルータ2はケーブルで接続
しただけではその先にあるVLANの情報までは読み取れません。なので
ルータ1とルータ2にVLANまでの経路情報を教えてあげる必要があるんです!
これをパケットトレーサーで構成するとこうなります。
今回研修を行ってみて思ったことは、実機研修との勝手の違いです!
実機と違ってパケトレはすべての作業をパソコン上で行います。
実機だとケーブルが多くてゴチャゴチャしてしまいますがパケトレ
ではそういったことがなく、ケーブルを挿す場所を間違える等の
ミスは起きませんでした。しかし、ルータやスイッチに種類がたくさん
あってどれを選んだらいいのか分からなかったり、パケトレのUIに
慣れていないこともあって操作ミスが目立ちました。初めてのパケトレ
だったので致し方ないですが、パケトレは実機と違って自宅でも出来るので
たくさん触って慣れていきたいと思います!!
以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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