CCNA

【2020新卒研修日記】みんな大好きパケットトレーサー【2020.8.18】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

今回は、パケトレとパケトレを使った研修について紹介します。

パケットトレーサー(PacketTracer)、通称パケトレは
Cisco社が提供するネットワークシミュレーションツールです。
これはソフトウェア上に仮想のネットワークを構築する事が出来、
ネットワーク構築の練習が可能な便利なソフトウェアです。

参考:Cisco Packet Tracerに関するページ
https://www.netacad.com/ja/courses/packet-tracer

ソフトウェア内では時間がリアルタイムで進行するので
構成にかかる時間の目安を図ることも可能になっています。
なので、実際の機器を設定する前にパケトレを利用して
予め、構築の練習をしておくと先に問題点を発見できたり
実際の構築で時間を取らないなど利点が多くあります。

これを使用するメリットは前述にもある通り
機器設定を仮想で実験出来る事などがありますが他にも
パソコン一つでネットワークを作成できるので
実際にはネットワーク機器は必要ないので
コストもかからず場所も取らないといったメリットもあります。
また、必要なのはパソコンやモバイル端末のみでいいので
どこでも利用することが可能になっています。

逆にデメリットとしては実際に触れないので
イメージを膨らませづらいといった事が挙げられます。
それと言語が英語なので苦手な人にとっては厳しいかもしれませんね。

今回パケトレで行った研修内容は、以前にも実機で実施した内容です。
具体的には下の写真のように、VLAN100と200のネットワークを持つ
ルータ1とVLAN300と400のネットワークを持つルータ2を構成し、2つの
ルータをスタティックルーティングしてスイッチ2台を除く全機器間で
互いにpingが通るようにしました!
スタティックルーティングとは、管理者が手動で経路情報を設定する
ことです。今回の内容でいえば、ルータ1とルータ2はケーブルで接続
しただけではその先にあるVLANの情報までは読み取れません。なので
ルータ1とルータ2にVLANまでの経路情報を教えてあげる必要があるんです!       

これをパケットトレーサーで構成するとこうなります。

今回研修を行ってみて思ったことは、実機研修との勝手の違いです!
実機と違ってパケトレはすべての作業をパソコン上で行います。
実機だとケーブルが多くてゴチャゴチャしてしまいますがパケトレ
ではそういったことがなく、ケーブルを挿す場所を間違える等の
ミスは起きませんでした。しかし、ルータやスイッチに種類がたくさん
あってどれを選んだらいいのか分からなかったり、パケトレのUIに
慣れていないこともあって操作ミスが目立ちました。初めてのパケトレ
だったので致し方ないですが、パケトレは実機と違って自宅でも出来るので
たくさん触って慣れていきたいと思います!!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】Syslogを知ろう‼【2020.8.7】

こんにちは!今回の記事はかとりゅうとがわさんがお送りします!

今回はSyslogという技術について説明を行いたいと思います‼

Syslog(System Message Logging)とは、システムの動作状況などのログ(記録)を取ったり
そのログをネットワーク上で転送したりする為の規格の事です。
基本的にログはルータ・スイッチ自身のバッファやフラッシュメモリに保存しますが
Syslogサーバを利用する事で、ルータ・スイッチのメモリ容量を圧迫せずに
より多くのログの保存が可能になります。
更に、Syslogを用いる事によってルータ・スイッチで生成したログを一元的に
管理する事もできます。

引用元:ネットワークエンジニアとして
URL:https://www.infraexpert.com/study/syslog1.html

Syslogは重大度という指標でメッセージのレベルを分類します。
レベルは0~7まで設定しており、数字が低ければ低いほど重大度が高いです。
具体的にレベルを表すと、
レベル0はemergencies(緊急)
レベル1はalerts(警報)
レベル2はcritical(重大)
レベル3はerrors(エラー)
レベル4はwarnings(警告)
レベル5はnotification(通知)
レベル6はinformational(情報)
レベル7はdebugging(デバッグ)
というように設定されています。
しかし、(config)#logging console [レベル]
というコマンドを設定する事で
Syslogの重大度のレベルを変更して
重要なメッセージだけを送る事ができます。

最後に簡単にまとめると、Syslogはネットワークのセキュリティの観点において
ネットワークの安全な環境の維持に必要不可欠な要素なのです‼

以上が本日の記事になります。
システムの動作状況に異常が見つかった場合にその異常の重大さが分かる事で
素早く復旧作業に移れるのでとても便利ですね!

次回の記事もお楽しみに!!!!!

【2020新卒研修日記】EtherChannelを知ろう【2020.8.6】

今回の記事はよっしーさん、かいティンさん、シンディーさんの3人でお送りします。

今日はCCNAで学習するEtherChannelについてのお話です。
是非読んでいってください!!

EtherChannelとは、複数の物理回線を1本に束ね、1本の論理的なリンクとして使用する技術です。

つまりこの方法は、機種により異なりますが2~8本までのリンクを束ね1つの論理リンクを形成することです。

引用元:KENスクール
URL:https://www.kenschool.jp/blog/?p=1919

リンクを束ねることにより帯域幅を拡大しロードバランシング(負荷分散)や、

信頼性の向上などの効果をもたらすことが可能になります。

またEtherChannelには、冗長性もあります。

8つの束ねたリンクの1つがダウンしても、そのリンクで送信されていたトラフィックは自動的に隣接するリンクに数ミリ秒以内で移動されます。

EtherChannelには形成方法があり、スタティックとダイナミックの2種類があります。

まず最初にスタティックについて説明します。

スタティックとは、静的(※1)を意味し手動で設定することです。

スタティックにはONというモードがあり
このモードをONにすることによってネゴシエーション(隣接機器と交渉を)せずに強制的にEtherChannelを形成する手法になります。

次は、ダイナミックについてです。

ダイナミックとは動的(※2)にEtherChannelを自動生成と維持をしてくれる形式を指します。

設定方法の一つであるダイナミックですが具体的にどのようなものなのかというと簡単に二種類のプロトコルがあります。
それはPAgPとLACPと言われるプロトコルです。
一緒に一つずつ見ていきましょう!!

ざっと言ってしまうとPAgPはCiscoという会社独自のルールに対し
LACPは業界のルールです。これらによってダイナミックのルール
が成り立っています!!

少し余談ではありますが「業界のルールがあるのになぜCisco社の
ルールが適用されているの?」と思う方がいると思います。

理由は単純に会社のシェアが世界トップレベルだからです。
やはりシェアが高いと自然とルールをつくれる権力が出来てしまうのですね!!

話がそれました、、本題に戻ります。この記事の最初の方に説明した通り
EtherChannelには複数のリンクを束ねるという技を持っています。
PAgPとLACPは簡単に言ってしまえば「複数の線を論理的に束ねるお約束事になる部分」と思ってください!!

また、これらのプロトコルにはそれぞれ2つのモードが備えられています!!

しかし、これ以上話してしまうと専門用語だらけで余計難しく
なってしまうのでざっと言ってしまうと
その状況に従ってPAgPとLACPは臨機応変に動いているよ!!という感覚で大丈夫です。

以上がPAgPとLACPの大まかな説明です。
この二つは同じ役割を持つのに使う会社の機器によってプロトコルが違うのは少々頭を悩ませますよね!!

(※1)静的とはあらかじめ与えられた状態などが変化しないことや、状況を通じて一貫して内容が維持されること。
引用元:IT用語辞典
URL:http://e-words.jp/w/%E9%9D%99%E7%9A%84.html

(※2)動的とは状態や構成が状況に応じて変化したり、状況に合わせて選択できたりする柔軟性を持っていること。
引用元:IT用語辞典
URL:http://e-words.jp/w/%E5%8B%95%E7%9A%84.html

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】OSI参照モデルを知ろう【2020.8.5】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

今回はネットワークの勉強すると初期段階で知ることになる
OSI参照モデルについて解説したいと思います。

OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルとは
さまざまなプロトコルを7つの機能別に分類した通信の基本モデルです。
プロトコルとは簡単に言うと通信を行う際のルールのことです。
プロトコル、つまりルールが合っていないと通信ができません!!
なのでこのOSI参照モデルでは通信プロトコルを7つの階層に分けて、
それぞれの階層で行われる通信機能を定義しているということですね。
また、OSI参照モデルにより、ネットワーク全体でどのようにデータが伝送されていくのか、
ネットワークの仕組みを分かりやすく理解できるように促進している側面もあります!

ネットワークエンジニアが設計、構築、障害対応などでプロトコルに関して議論する場合は、
OSI参照モデルに基づき話をすることが一般的であり
OSI参照モデルは完全に理解しておく必要があるといえます。

先ほど、OSI参照モデルではプロトコルを7つの階層に分けているとご説明しました。
7つの階層にはそれぞれ名前が付けられているので具体的にみていきましょう!
まずは第1層です。層の事をレイヤというので、第1層のことをレイヤ1と呼んだりもします。
第1層は物理層といいます。第2層はデータリンク層です。
第3層はネットワーク層、第4層はトランスポート層
第5層はセッション層、第6層はプレゼンテーション層
第7層はアプリケーション層といいます。

この7つの層にそれぞれの役割があるのですが、それを全て書こうと思うと大変長くなってしまうので
またの機会にさせていただきたいと思います。
ちなみに私たちがよく使うのは第1層から第3層までです!
物理層、データリンク層、ネットワーク層ということですね。

第一層の物理層では機器の間でやり取りする
電気信号への変換などを行っています。
「0」と「1」の数字の並びである二進数にデータを変換して
電気信号の「オン」と「オフ」を利用して通信を行っています。
受け取った機器は電気信号を二進数に、
二進数をデータに復元する事で情報が相手に伝える事が出来ます。
主な対応デバイスはリピータやハブです。

第二層のデータリンク層では同じネットワーク内で直接接続されたノード(※1)同士の通信を正しく行う為のルールを定義しており、
MACアドレス(※2)を基に通信をしています。
主な対応デバイスはブリッジやスイッチです。

(※1)ノードとはネットワークを構成する一つ一つの要素の事であり、
ルータやスイッチなどのネットワーク機器などを言います。
(※2)MACアドレスとは全世界で重複しないように定められた
ネットワーク機器識別アドレスのことで16進数で
「xx-xx-xx-xx-xx-xx」のように12桁で表されます。

第三層のネットワーク層は異なるネットワークとの
エンドツーエンド(端から端まで)通信をするために
ルーティング(※3)を行っています。
通信する為にはIPアドレス(※4)を用います。
主な対応デバイスはルータやL3スイッチです。

(※3)ルーティングとは相手にパケットを届ける為の
最適なルートを選択して通信する手順の事
(※4)IPアドレスとはネットワーク上での住所のことで
重複しないように管理されています。
定められた範囲内であれば自由に設定が可能です。

また、この層の名称は覚えるしかありません!暗記です!!
7つも覚えられないよ!と思うかもしれませんが大丈夫です。
第7層から順に名称の頭文字をとって、「アプセトネデブ」と覚えましょう!
実際に私まっさーも最初は覚えられないと思っていましたが、この方法ですぐに
覚えることができました!!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】となりのNW機器【2020.8.4】

こんにちは!今回の記事はがわさんとかとりゅうでお送りします!

今回はCDPとLLDPについて分かりやすく説明したいと思います‼

CDP(Cisco Discovery Protocol)LLDP(Link Layer Discovery Protocol)はどちらも隣接しているデバイスの情報を得るのに使われるデータリンク層(レイヤ2)のプロトコル(通信規約)です。

引用元:ネットワーク入門サイト
URL:https://beginners-network.com/cisco-catalyst-command/lldp-run.html

CDPはCisco独自のプロトコルであり、Ciscoデバイスの情報だけを検出する事ができます。

それに対してLLDPはマルチベンダ(複数のメーカーの製品を販売する形態)で対応しており、Cisco以外のあらゆるデバイスの情報も取得する事ができます。

CDP・LLDPはデフォルトの状態で有効化している為、使用しているインターフェースがデータリンク層のレベルに対応していれば、自動的にメッセージが送受信される仕組みです。

裏を返せば、CDP・LLDPを無効化してしまうと隣接している機器の情報が取得できなくなり、通信に支障をきたしてしまいます。

その為、CDPやLLDPは機器が製品化した状態で有効化されるように機能を搭載しています。

しかし、無防備にデバイスやIPアドレスの情報を漏洩する事がないように、未使用のCDP・LLDPを無効化する事でデバイスの情報などを保護します。

以上の事からCDP・LLDPは隣接するデバイスの情報の取得や通信の送受信において必要不可欠な要素なんですよ‼

以上が本日の記事になります!
今回はCCNAで学習する技術であるCDP、LLDPについて少し深く
解説させていただきました!
今後も専門的な分野を分かりやすくかみ砕いてアウトプットしていこうと思っているので是非お楽しみに!!!

【2020新卒研修日記】CCNAってなに?【2020.7.31】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

最近の記事では私たちのCCNA学習の様子をお届けしてします。
ところで皆さんはCCNAがどのようなものかご存じですか?
そこで今回は私たちが学習しているCCNAとは
いったいどういうものなのか改めて説明していきたいと思います。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、
ネットワーク機器最大手メーカーのシスコシステムズ社が提供する
ネットワーク技術者の認定資格であり、シスコ技術者認定の一つです。

旧シスコ技術者認定は、「CCENT(エントリー)」⇒「CCNA(アソシエイト)」
⇒「CCNP(プロフェッショナル)」⇒「CCIE(エキスパート)」の順で難しく
なっていました。しかし、2020年2月よりシスコ技術者認定が大幅改定されたことで、
CCENTが廃止になり、CCNAとCCNPの間に、「シスコスペシャリスト認定」が新たに増設
される形となりました。故に、2020年2月より、シスコ技術者認定の難易度は
「CCNA(アソシエイト)」⇒「シスコスペシャリスト認定」⇒「CCNP(プロフェッショナル)」
⇒「CCIE(エキスパート)」の順に難しくなって行きます。

なので今私たちが取得を目指しているCCNAは、ネットワークエンジニアを目指す人や、
エンジニアとしてキャリアアップしたい人にとって有効な資格だと言えますね。

Ciscoルーター

また、CCNAを取得するには試験に合格しなければいけません。
CCNAの問題は公式では非公開となっていますが
だいたい1000点満点中800以上で合格点となる場合が多いみたいです。
CCNA受験には前提条件はないため誰でも受験することができます。

CCNAは全国のピアソンVUE公認試験会場ならどこでも受けることができ
祝日と日曜日以外ならいつでも受験することができます。

申し込みは希望試験日の前日まで可能です。
合格発表は試験終了後、即時発表されます。

1回の試験時間は120分
受験料は33,600円(税抜)です。改定前の受験料は39,600円(税抜)なのでだいぶ安くなりました。
また、CCNAの資格には有効期限があります。有効期限は3年間となっており、
取得から3年経過したら再度受験をして合格する必要があります。
大変だと思われるかと思いますが、そのぶんCCNAという資格に寄せられる信頼感は高いのです。

CCNA取得までにかかる期間はその人の知識レベルにもよりますが、おおよそ2-3ヶ月
ほどはかかると思っておきましょう。私たちもCCNA取得に向けて日々学習を重ねています。
学習の際によく使っているのが、Ping-tというサイトです。こちらのサイトは用意されている問題数が多く、
新しい問題傾向にも随時更新されていくのでおすすめです。

いかがでしたでしょうか。CCNAという資格に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

【2020新卒研修日記】入社3週目の社員成長記‼【2020.7.30】

こんにちは!

今回の記事はがわさんとかとりゅうがお送り致します。
是非最後まで読んでください‼

今回の記事は入社してから約3週間経過した私がわさんの成長記となっております‼

7月9日に入社して実に3週間ほどが過ぎました。
1日1日が一瞬にして終わったような気分です。

当時入社したばかりの頃は様々な分野で分からない事が多かったのですが、
一足先に入社した同期のメンバーや先輩の方々が親身に対応して下さったおかげで業務内容や実機研修などの知識を柔軟に吸収する事ができました。

特にCCNAの学習においては有料範囲の学習まで進める事ができました。
入社する前からping-tと呼ばれるWEB学習サイトで学習を進めており
入社した事がきっかけで、CCNAの学習がより一層捗るようになりました‼
疑問点を洗い出して社内の同期メンバーや先輩方に質問をして
CCNAの学習の原動力にもなっています。

ping-tの利点は未出題や未正解の問題には銅、1回正解した問題には銀
2回以上連続して正解した問題には金というように
それぞれの正解の度合いをラベル化するので
自分の得意分野と苦手分野を分析して自分なりの最適な学習方法を
作成・実践する事ができます✨✨

私がわさんの現在のping-tの学習進捗具合を表したグラフが以下のものになります。

引用元:https://ping-t.com/

既にping-tの無料範囲は終えており
模擬試験においても90%の点数を取る事ができました!😄
現在は有料範囲の学習に力を注いでいます。

他にもこのブログの書き方や構成の組み立て方
毎日の業務内容を報告する日報の作成、実機研修など
様々な知識を蓄えながら日々業務に励んでいます。
日報やこのブログの作成においても
最初は文章構成や内容の作成に頭を悩ませていましたが
今では自分の感じたことや考えをスムーズに書けるようになりました。

日々の業務を通して自分の成長を実感すると同時に
気を引き締めて目の前の業務に誠意を尽くして取り組みたいです‼

いかがでしたでしょうか。
がわさんは入社当初と比べるとタイピングも早くなり
奮闘記、日報を素早く手掛けて効率よく業務をしています。
がわさんが業務している傍から見ても成長を感じられました!

次回の記事も読んでいただけたら幸いです!

【2020新卒研修日記】IPアドレスとスパツリを知ろう!!【2020.7.22】

本日の記事はよっしーさん、かいティンさん、シンディーさんでお送りします!

是非、最後まで読んでください!

いきなりですが皆さん、IPアドレスはご存知でしょうか?

IPアドレスとは、webサイトなどに設定されているアドレスの事を言います。
要は、自分の家に住所があるようにネットワーク上にも住所があります。
その住所のことをIPアドレスと呼びます。

インターネット上に接続している機器には必ずIPアドレスが割り振られています。
このブログを見ているスマートフォンやパソコンにもIPアドレスが割り振られていますしこのブログにもIPアドレスが割り振られています。

このように私たちの身近な所にもIPアドレスはあるんです!!

そのIPアドレスは2進数、32ビットで表されています。
しかし、2進数では人が識別するのが困難なため
写真のように10進数に変換した後に
8ビットずつドットで4組に分けて表しています。

出典:Wikipedia

これがIPアドレスと呼ばれるネット上の
住所として扱われる数字の集まりです。

私は数字の集まりの2進数を初めて見たとき、1と0しかないので何の組み合わせなのかさっぱりでした。

写真のネットワーク部と書かれている部分は地域を表し
ホスト部と書かれている部分は個人の家を表しています。

IPアドレスがどんなのか理解できればCCNA学習でより先の分野が分かるようになります!

そのCCNA学習をしていく中でつまずく分野と言えばおそらくIPv4だと思いますがもう一つ挙げるとすればスパニングツリーだと思います。

スパニングツリーとは環状に機器を接続したとき、何も対策しないと通信が無限にループしてしまいアクセス障害が発生してしまいます。
そこで登場するのがスパニングツリーです。
スパニングツリーとは通信が無限にループしたことで発生するアクセス障害を防ぐプロトコルです。

このプロトコルが何をしてくれるのかというと、通信をループさせないように不要な経路を遮断してくれるのです!!

出典:ping-t

この画像だとNDPと書かれている経路が遮断されています。

上の写真だとPC1からPC2への情報はスイッチB→スイッチA→スイッチC→スイッチD→PC2の経路を辿ります。

このプロトコルが難しい理由は遮断する経路を決定するために踏むプロセスが複雑だからです!!

最初は数多く登場するカタカナ語の意味を理解してから
その言葉の意味の解説を読んで動作を理解するという
学習の仕方で進めていたのですが
学習サイトだけでは理解が出来なかった点もあります。

そこで先輩社員に講義をお願いしたところ
今ではかなり理解が追い付いています!!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】はじめての実機研修【2020.7.21】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

先週、私(まっさー)といわっちさんは初めての実機研修でした!

今回の課題はVLANを使い通信が出来るようにすることです!
VLANとは、仮想的にネットワークを分ける技術のことです。

ネットワークとは簡単に説明すると住所のことです。
なのでネットワークを分けると、そのネットワークに所属しているPC同士は通信ができますが、そうでないPC同士は通信ができないということになります。
なので、まずは2台のPCを普通に接続して通信が可能なことを確認しました。

その後、VLANを使って2台のPCのネットワークをVLAN10とVLAN20に分けて、通信が不可能なことを確認しました。これにより、しっかりとVLANでネットワークが分けられていることが確認できました。

最後に、同じようにVLANを使ってもう2台のPCのネットワークを分けて合計4台のPCを用意しました。具体的には、VLAN10に所属させたPCが2台、VLAN20に所属させたPCが2台ある状況を作りました。この状況で、同じVLANに所属しているPC同士で通信が可能なことを確認しました。
このような接続方法のことをトランクと言います。

わたしはこれが初めての実機研修で、機器の名称や役割などを覚えながら実機に触れました。
もちろん、機器の電源の入れ方や、各ケーブルの種類とそれを挿すポートなどもよく分かっていない状態でしたが、先行入社組が一から詳しく説明して頂けたのでそんなわたしでも無理なくついていくことができました!

まずはスイッチにPCを2台つなぎ、通信が可能かどうかの確認です。
コマンドプロンプトからpingを飛ばして確認しました。
通信が可能なのは分かっていましたが、それでも実際に通信が行えている場面を目の当たりにすると嬉しい気持ちになりましたね。

次にそれぞれのPCを別のVLANに所属させ、通信が出来なくなることを確認しました。
ここでスイッチとPCをコンソールというケーブルで接続し、PCでスイッチの設定を出来るようにしました。
接続するとコマンド画面にすごい量の文字列が溢れるように出てきて、PCが故障してしまったのかと思いびっくりしましたね。
そこからは実際に自分でコマンドを入力してスイッチの設定をしていきました。
コマンドは英語なのでスペルミスのないように細心の注意を払いました。
わたしのPCのネットワークをVLAN10に、いわっちさんのPCのネットワークをVLAN20に設定し、通信ができなくなっていることを確認しました。
一回では上手くいきませんでしたが、何度か試すうちに無事に通信ができていないことが確認ができました。

設定方法に問題がなくても、PCの調子が悪かったりすると上手くいかないこともあるそうです。
上手くいかなかったからとそこで諦めるのではなく、何度も試してみることも 大切ですね!

最後に4台のPCを使って、同じVLANに設定したPC同士で通信が可能か確認しました。
その結果、VLAN20同士の通信は確認できたのに対し、VLAN10同士の通信ができないという問題が発生してしまいした。
原因を探りましたが、時間がなく、解決までには至れませんでした。

反省点として、初めての実機研修ということもありましたが、それぞれの設定に時間がかかってしまいました。
一つ一つの作業をもう少し素早く出来るようになれば、今回のように問題が発生した際にも対応する時間を確保できるので、次回からはそれを目標に日々精進していきたいと思いました!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】CCNAに向けてひたすら学習!【2020.7.20】

こんにちは!!

今回の記事はかとりゅうさんとがわさんの2人でお送りします!

是非、最後まで読んで頂けると嬉しいです!!

CCNAの現在の学習状況について

私(がわさん)はCCNAの取得に向けて、現在も学習に努めています!

今回はCCNAの学習の進捗状況を重点的に注目してみたいと思います。
私は入社前からping-tと呼ばれるWEBサイトを使って
毎日問題に取り組んでいます。

特にWEB最強問題集という項目で、主に分野別モードを中心に
学習を進めております。
私は一日に二分野を学習して問題に取り組むスタイルを採用しています。

一回正解すると銀に、二回連続で同じ問題を正解したら金になります!!
引用元:https://ping-t.com/

グラフを実際に見てみると学習の進捗具合が一目で分かりますね!
やはり新しい分野が入ると一気に正答率が下がる傾向があります。

無料範囲が終わったら模擬試験モードに移行する予定です。
模擬試験モードは実際の資格試験と同じ形式で問題を解いていくモードです!
ただ全範囲の分野が出題されるので、
前にやっていた問題の解法を忘れてしまったり、
最近暗記したコマンドや機器の使用用途も忘れてしまっている
可能性も十分に考えられるので、本番に備えるためにも
必ず模擬試験に挑戦して実力をつけていきたいです。

模擬試験で70%以上安定して取る事が出来たら、有料範囲にも積極的に挑戦していきたいです。

私(かとりゅう)はLPICの学習の合間にNAを学習している人が詰まってしまっている箇所を教えたりしています!!
教える立場に立ってみると自分とは違う視点の疑問が出てくるので
逆に自分が学ぶ立場になることが多く、勉強になっています!
がわさんにはぜひCCNAを取得して欲しいですね!

今回の記事は以上になります!
皆さん、次回の記事も是非お楽しみにして下さい!!