解説

【2020新卒研修日記】OSPFについて知ろう!【2020.8.28】

今回の記事はシンディーさん、まっさーさんの2人でお送りします。

今回はOSPF(Open Shortest Path First)について紹介したいとおもいます!!

OSPFとはルーティングプロトコルの1つで、他にもEIGRPやRIPというルーティングプロトコルもあります!!

今日はそのなかでOSPFについて解説していきたいと思います!!

ではまず先ほどから出てきているルーティングとは何かを説明します。

ルーティングとは

ネットワークにパケットを送信するときに複数ある経路のなかから最も効率よくパケットを届けてくれる経路を決めてくれることを言います!!

このように経路を決めてくれるプロトコルのことをルーティングプロトコルと言います!!

経路を決めてあげないと思わぬトラブルが起きる原因になり得ますし、効率化という意味でもルーティングは必要不可欠なものです!!

そのルーティングをするために使用するのが、今回の主役であるOSPFなどのルーティングプロトコルです。

では、OSPFとはどのような特徴があるかといいますとほかのプロトコルよりも障害時に強いという特徴を持っています!!

なぜかと言いますと、宛先の最短パスを構築するために機器がお互いに自身の情報を交換し合うのですが、これをHELLOパケットと言います。このHELLOパケットは10秒間隔で送信されます。

このパケットの返事が4回帰ってこないと回線が絶たれてしまったと判断します。

このように回線が絶たれてしまっていてもすぐに経路を再計算して最短経路の構築を行えるのが大きな特徴となっています!!

ただし、RIPよりも複雑な処理を行うため、CPUやメモリにかかる掛かる負荷は大きくなってしまうという弱点があります。

以上がOSPFの簡単な紹介でした!!

ヤマハネットワーク製品
https://network.yamaha.com/knowledge/routing

ネットワークのおべんきょしませんか?
https://www.n-study.com/ospf-detail/ospf-overview/#:~:text=OSPF(Open%20Shortest%20Path%20First,%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

通信用語等の基礎知識https://www.wdic.org/w/WDIC/HELLO%E3%83%91%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

【2020新卒研修日記】DHCPを知ろう!【2020.8.24】

今回の記事はよっしーさん、かいティンさん、シンディーさんの3人でお送りします。

今回はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)について説明をしたいと思います!!

このDHCPですが、名前に“dynamic”
書かれているようにクライアントPCが
自身のIPアドレスを自動設定するために用いられます。
そのためクライアントのネットワーク設定を
自動化できるのが最大のメリットです。

DHCPとはTCP/IP (現在のインターネット通信および
イントラネット通信において最も利用されている通信プロトコル)
のネットワークに接続するために必要なIPアドレス等の
ネットワーク設定をサーバに要求して、必要な情報を返信することで
IPアドレス動的に割り当てるネットワーク管理プロトコルです。

参考:CCNAイージス
https://www.infraexpert.com/study/tcpip13.html

このプロトコルを利用すれば
パソコンをケーブルに接続するだけで簡単にネットワークに接続することが出来ます!!
つまり、ネットワーク管理者がデバイスに手動でIPアドレスを割り振る必要がなくなります!!

このDHCPの環境は”DHCPサーバ”と”DHCPクライアント”の二つから構成されています。
ただ、問題点としてDHCPサーバに障害が生じると全ての通信が利用できなくなるという欠点を抱えています!!

この「DHCP」ですが、
そもそもどのような構成になっているか
一個一個かみ砕いて説明いたします。

最初に「DHCPサーバ」とは、
IPアドレスの設定情報などをDHCPクライアントに割り当てるというものです。
もっと簡単に言ってしまうと、
インターネットに繋げたいコンピュータにIPアドレスを割り当てる機能です。
今まではインターネットに繋げるためにIPアドレスというものを人が手動で行っていました。
しかしこれを毎回行っていると、やはりめんどくさいですよね。

そこでIPアドレスに自動で割てるものがあれば便利だなという事で、
この「DHCPサーバ」が生まれました!!

次に、DHCPクライアントの説明に入ります。

DHCPクライアント」とは、
IPアドレスなどの設定を「DHCPサーバ」に要求するというものです。
クライアントとはサービスを受けるという事、
つまり機械で言うとパソコンなどがそれにあたります。
イメージとしては、パソコンでインターネットに入りたいときに情報を要求するものだと考えてください。

以上が「DHCPサーバ」と「DHCPクライアント」の説明になります!!

このように、普段日常で使われているインターネットも中身を覗くと
いろいろな情報交換で成り立っているという事が分かります。
他にも働いている機能は沢山あります。
現代のインターネット社会においてこのような機能は欠かせません。
これを機に、他のインターネット機能にもご興味頂けたら大変うれしく思います!!

本日の記事は以上となります!!
次回の記事もお楽しみに!!!!!

参考:おもしろインターネット活用講座
https://www.ccjc-net.or.jp/~kouza/199805/dhcp1.html
参考:「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
https://wa3.i-3-i.info/word1960.html
https://wa3.i-3-i.info/word1959.html
参考:ITネットワーク用語辞典
https://www.atmarkit.co.jp/aig/06network/dhcp.html