新入社員研修

【2020新卒研修日記】WANを知ろう!!【2020.9.10】

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はWANについて説明したいと思います!!

ネットワークは範囲によってLANとWANの2種類
に分類することができます!

WANという言葉はあまり聞き慣れないかも
しれませんが、無線LANやLANケーブルなど
LANという言葉は聞いたことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

このLANとはLocal Area Networkの頭文字を取った
もので、限定されたエリアにおけるネットワークの
ことを指します。
具体的には、ある建物や敷地内など限られた範囲に
ある機器を接続して構築されたネットワークのこと
です。

一方、WANとはWide Area Networkの頭文字を取った
もので、地理的に離れたLANとLANを相互に接続した
ネットワークです。企業で例えると本社と支社との
接続などをWANといいます。WANでは電気通信事業者
が提供するWANサービスや、インターネットサービス
プロバイダを利用
して通信を行います。

徹底攻略Cisco CCENT/CCNA Routing&Switching問題集 ICND1編[100-105J][200-125J]V3.0対応
著者・出版社:株式会社ソキウス・ジャパン
https://book.impress.co.jp/books/1116101136

LANとWANにはいくつかの違いがあります。
最大の違いは地理的な範囲と所有者です。
LANは建物内や地理的に近い範囲にある機器同士を
接続しますが、WANは遠距離にある端末間
データ通信が可能です。

また、LANは企業または組織が自前でネットワークを
構築し、運用・保守しますが、WANは電気通信事業者
が構築・運用するネットワークを利用するため
サービスの利用者は利用料金を毎月支払う必要が
あります。

以上がWANの簡単な説明でした!

【2020新卒研修日記】DNSを知ろう!!【2020.9.9】

今回の記事はがわさん、かいティンさんの2人でお送りします。

今回はDNSについて説明したいと思います!!

そもそもDNS(Domain Name System)とは何なのかという所ですが
ざっくり言ってしまうと
IPアドレスとドメイン名を結び付けてくれるもの」です!!
どういうことなのか内容を掘り下げていきましょう。

本題に入る前に「ドメイン名」と「IPアドレス」が
良く分からない方が多いと思います。
順を追って説明致しますが、
「IPアドレス」に関しては以下の記事に説明が乗っておりますので
ここでは割愛させて頂きます。
【2020新卒研修日記】IPアドレスとスパツリを知ろう!!【2020.7.22】
https://www.psid.co.jp/news/2020/07/22/

改めて、「ドメイン名」とは何なのかというと
「IPアドレス」に人間がつけた名前です。
IPアドレス」は、「192.168.1.1」のような数字の住所を言うのですが
これはコンピュータ上に沢山あります。
コンピュータからすれば数字の違いをすぐに判別する事が可能ですが
我々人間からすればこの数字の違いをすぐに判別する事はとても難しい事です。
そこで、この「IPアドレス」に名前を付けてしまえば
人間がすぐに判断する事ができるので
見つけるまでの時間が早く作業がスムーズに進みます。
これが「ドメイン名」となります。

では、これを踏まえて本題に入りましょう。

先程コンピュータには「192.168.1.1」のような住所が
沢山あるというお話をしました。
しかし人間はこれの判別が中々つかないので
「ドメイン名」という名のニックネームを付けます。
そうですね、ここでは「PASOCON」というニックネームにしましょう。
人間がこの「PASOCON」に繋げてください、とコンピュータに言っても
コンピュータからすれば何のことを言っているのか分かりません。
なぜならコンピュータの判断基準は「IPアドレス」でしかできないからです。
逆に全て「IPアドレス」で管理しようとなったら
今度は人間が判別に苦労することになります。

そこでこの問題を解決すべく登場するのがDNSです。

サイト名:JPRS用語辞典
引用元:https://jprs.jp/glossary/index.php?ID=0157

一番最初にお話した通りDNSは
「IPアドレス」と「ドメイン名」を紐づける事ができます。
具体的に説明を致します。
例えば、ある人がホームページを見たいとしましょう。
先程の「192.168.1.1」に
「PASOCON」というドメイン名がついていたとします。
見たいホームページに「PASOCON」というドメイン名で指定した場合
コンピュータは勿論分かりません。
そこで、ドメイン名を扱っている「DNSサーバ」というものに
「PASOCON」とは何ですか?と聞きます。
そうすると
その「DNSサーバ」は「PASOCON」とかかわりのある「IPアドレス」を探し
それをコンピュータに伝えます。
これによってコンピュータはホームページに繋ぐことが可能となります。
もっと端的に言うと、「DNSサーバ」が
「IPアドレス」と「ドメイン名」の結びつきを知っているので
コンピュータがドメイン名で困ったときは
この「DNSサーバ」に問い合わせれば解決する事ができます。

これが「DNS」の簡単な仕組みとなります。

今回はDNSの仕組みについて簡単にお話してきました。
DNSの設定を施す事で
DNSサーバに蓄積された情報から最適なIPアドレスを特定するだけでなく
Webサイトの情報の保存と表示も可能なので
ネットワークの技術において
とても便利な機能ですね!!

以上で今回の記事を終了致します
最後までお読み頂きありがとうございました!!

【2020新卒研修日記】2進数とサブネットマスクを知ろう!!【2020.9.8】

今回の記事はいわっちさん、サバさんでお送りします。

今回は2進数とサブネットマスクについて説明をしていきます。

・2進数

皆さんは2進数がどんなものかご存じですか?
簡単に言ってしまえば「1」と「0」だけで構成された数字のことです。
人が使用している数値は10進数ですが、コンピュータは内部では、2進数を使用しています。
しかし、2進数では人が分かりにくいため、2進数を10進数に変換しています。

コンピュータなどの電気で動いているような機械で通信をするとき
やり取りされるのは電気信号です。
通信機器では電気信号の
ON/OFFを判定して制御しています。
コンピュータ上ではONを「1」、OFFを「0」としているので
2進数を用いる必要があるのです。

2進数とは、「0」「1」の2種類の数字を用いて数を表現します。
10進数では「9」の次で位があがることになりますが
2進数では「 1 」の次に位があります。
位があがれば、その新しい桁は「 1 」 となり
それ以下の桁は全て 「 0 」 となります。
2進数の数の増え方を見てみましょう。

 1→10→11→100→101→110→111→1000

2進数を表現する時は一般的に8桁単位で表現するため
8桁未満の場合は頭に0をつけます。

 00000001→00000010→00000011→00000100→00000110→00000111→00001000

2進数から10進数への変換方法

サイト名:CCNAイージス
引用元:https://www.infraexpert.com/study/ip1.html

2進数で「1」となっている桁に対応する上記の10進数の基準値を合計することにより
2進数から10進数の値を求めることができます。

例えば、2進数の「 01010010 」を10進数に変換する場合
基準値が64、16、2の所でビットが1なので下図の通り
2進数の「 01010010 」は10進数では「82」だと分かります。

サイト名:CCNAイージス
引用元:https://www.infraexpert.com/study/ip1.html

・サブネットマスク

ネットワークに接続する為にはIPアドレス(*1)が必要になります。
パソコンにIPアドレスを指定するとき
・IPアドレス ・サブネットマスク ・デフォルトゲートウェイ
を設定する必要があります。
IPアドレスはネットワーク上における住所のこと、
デフォルトゲートウェイは別のネットワークへの出口になります。

では、サブネットマスクは?

サブネットマスクはネットワークの範囲を指定するものです。
なぜ範囲を指定する必要があるのか。
それは管理を楽にする為です。

IPアドレスは全部で2の32乗個、すなわち約43億個あります。
(中には使用できないアドレスも存在しますが今回は説明を省かせて頂きます。)
その中から一つを見つけるのはとても大変です。
このときに探すの楽にするために利用するのがサブネットマスクになります。

IPアドレスは「ネットワーク部」と「ホスト部」に分ける事ができ、
区切り方によってクラス(*2)を指定しています。
この区切る部分を指定するのがサブネットマスクになっています。
住所で例えるならネットワーク部が市区町村、
ホスト部が番地になります。
市区町村が同じネットワークの中では通信ができますが、
市区町村の違うネットワークでは通信ができなくなります。

実際にサブネットマスクの設定例を見てましょう。

ネットワークの範囲:172.16.0.0 ~ 172.16.0.255
IPアドレス:172.16.0.1

使用したいのは「 172.16.0.0 ~ 172.16.0.255 」(*3)のなので
ネットワーク部は「 172.16.0 」になります。
この時のサブネットマスクは

サブネットマスク:255.255.255.0

になります。
いったいこの数字はどこから来たのと疑問に思うかもしれません。
ここで登場するのが先程ご紹介した2進数になります。

IPアドレスをとサブネットマスクを2進数にするとこのようになります。

IPアドレス :1010 1100.0001 0000.0000 0100.0000 0001
サブネットマスク :1111 1111.1111 1111.1111 1111.0000 0000

サイト名:サブネットマスク(subnet mask)とは – cman.jp
引用元:https://www.cman.jp/network/term/subnet/

「255」とは一つの区切りの中に入る最大の数の事でしたね。
それにこうして並べてみるとネットワーク部の部分には全て「1」が
入っているのが分かると思います。
このようにどこまでがネットワーク部なのか、
通信機器に指定するのがサブネットマスクになります。

これなら約43億個の中ではなく256個の中から探すことが出来ますね!!

以上が本日の記事になります。
いかがでしたでしょうか。
今回は数字の話ばかりで少し難しく感じたかもしれませんが
なれてしまえばそこまで難しくはありません。
なので、最初は慣れる事を目標に学習をするのが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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*1 IPアドレスに関しては以前、記事にて紹介しているので
そちらをご参照ください。
【2020新卒研修日記】IPアドレスとスパツリを知ろう!!【2020.7.22】
https://www.psid.co.jp/news/2020/07/22/

*2 クラスとはそのネットワークの規模を表します。
クラスAでは「8bit」クラスBでは「16bit」クラスCでは「24bit」がネットワーク部になります。

*3 実際には先頭は「ネットワークアドレス」、
末端は「ブロードキャストアドレス」と言った
役割を与えられているアドレスがあります。
この2つは設定する事ができません。

サイト名:CCNAイージス
引用元:https://www.infraexpert.com/study/ip1.html

サイト名:二進法 – Wikipedia
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/二進法
(アイキャッチ画像引用元)

サイト名:サブネットマスク(subnet mask)とは – cman.jp
引用元:https://www.cman.jp/network/term/subnet/

【2020新卒研修日記】スパイン&リーフを知ろう!!【2020.9.7】

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はスパイン&リーフについて説明したいと思います!!

スパイン&リーフとは最新技術のネットワーク構成モデルになります。

参考:ping-t
https://ping-t.com/

従来では3階層で構成されており、図のようにコア層・ディストリビューション層・アクセス層から構成されていました。

しかし、仮想化の技術が進み物理的な制約が減少したことで新しいネットワーク構成モデルとしてスパイン&リーフ型が考案されました。

参考:ping-t
https://ping-t.com/

これは名前の通りスパイン層とリーフ層の2階層となっております!!

これにより、同じホップ数ですべての宛先に到達できるというメリットがあります。

また、スパイン層同士や、リーフ層同士では接続しません。

時間の遅延に問題を抱えているアプリケーションのパフォーマンスにとって遅延を低減し予測することが可能となりました。

さらにSTPが不要になるため、容量も相対的に向上します。

ケーブルや機器の数も抑えられ、必要に応じて拡張できるという、拡張性にも優れています。
拡張性に優れているというのは、スパイン層、リーフ層のどちらにもスイッチを増設することが容易であり、帯域幅の増加という効果もあります!

以上がスパイン&リーフの簡単な紹介でした!

KENスクール
https://www.kenschool.jp/blog/?p=5329

アルバネットワークス
https://www.arubanetworks.com/ja

【2020新卒研修日記】冗長化を知ろう!【2020.9.4】

今回の記事はがわさん、かいティンさんの2人でお送りします。

冗長化とは…

が一の事態に備えて予備の機器を用意し
故障や障害が発生してもサービスを継続的に提供できる構成
取る事を意味します!!


ネットワークシステムは毎日正常に稼働しなければなりません。
例えば、同じシステムのサーバが一台でも不具合になると
その時点で発生した障害がシステム全体に悪影響を及ぼします。
冗長化を行う事によって一台のサーバが不具合を生じても
予備で用意したサーバがその役割を引き継ぐので
滞りなくシステムを作動させる事が可能になります。
要するに「備えあれば憂いなし」という意味の機能です!!

実は冗長化には大きく分けて三つのプロトコルがあるんです。

一つ目はHSRP(Hot Standby Router Protocol)です。

HSRPはデフォルトゲートウェイを冗長化させる
Cisco独自のプロトコルです。
具体的にはデフォルトゲートウェイとなるL3デバイスに
仮想IPアドレスと仮想MACアドレスを共有して
冗長化を実現させます。
仮想ルータはアクティブルータとスタンバイルータを利用し
アクティブルータが機能しなくなった場合は
スタンバイルータがその役割を引き継いでシステムを作動させます。

二つ目はVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)です。

VRRPはマルチベンダー環境で実装する
デフォルトゲートウェイの冗長化プロトコルです
基本的にはHSRPと同じ働きを持っていますが
仮想ルータはマスタールータとバックアップルータを利用します。
HSRPと同じくマスタールータがダウンした時は
バックアップルータが役割を引き継いでシステムを作動させます。

三つ目はGLBP(Gateway Load Balancing Protocol)です。

GLBPはHSRPと同じくCisco独自のプロトコルで
一つのグループに対して複数のデフォルトゲートウェイを
存在させます。
これによってデフォルトゲートウェイの負荷分散が実現できます。
また、冗長性を実現しながらも
バックアップ機能を持つルータも利用できるので
PCごとにデフォルトゲートウェイのアドレスを
変える必要はありません。

なお、これらのデフォルトゲートウェイの冗長化プロトコルを総称して

FHRP(First Hop Redundancy Protocol)といいます。

このように冗長化について詳しくお話してきましたが、結局何が言いたいのかというと1年中インフラの機能が故障しても維持し続ける為の機能なんだなと思ってイメージしていただければ大丈夫です!!

以上で今回の記事は終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

引用元:store.atworks.co.jp

【2020新卒研修日記】 ディベート始めました。【2020.9.3】

今回の記事はいわっちさん、サバさん、かいティンさんの3人でお送りします。

回は新入社員研修として新たに取り組み始めた
ディベートについて紹介していきます。

ディベートとは…

テーマに対して相反する二組の意見に分かれ、第三者(ジャッジ)を納得させるために討論をすることです。


討論とは言っていますが基本は言葉のキャッチボールです!
口論をするのではなく第三者を納得させることが目的となっています。

よく「ディスカッション」という言葉を聞くかもしれませんが
この二つは似ているようで実は違います。

「ディスカッション」は一つのテーマに対して複数人で協力して
問題の解決を目的
とします。
一方、「ディベート」は相反する立場が存在しているので
お互いが納得することは難しくなっています。
なので、より多くの観客から支持を得る事が目的となっています。

ディベートの流れ

①テーマ決め

まずは意見の対立が発生するテーマを用意する必要があります。
例えば、「朝食はパンかお米か」「ペットを飼うなら犬か猫か」
これらは比較的簡単に取り組めるテーマですね!
難しいものですと政治に関するものになってきますが
私たちには難しすぎるので行っていないです…

②グループ分け

対立する二組のグループに分かれます。
ここでポイントとなってくるのが
ランダムでグループ分けを行うという事です。
「本当はAグループの意見を持っているけれども
Bグループに振り分けられたのでBグループの主張をしなければならない」
どちらに振り分けられても自分の属するグループにあった意見を主張する必要があります。

③お互いに討論

グループ分けがされたのでグループの主張にあった意見を出し合います。
基本的には自分の属するグループにとって有利である意見を主張しますが
それは相手も同じです。
ですので、相手の主張を踏まえつつ、自分が有利になる論理的に主張をすることが重要になってきます。
時には論破をする必要がありますが相手の意見を大事にすることもディベートを活性化させることができ、
より白熱した討論に繋げることができます。

④ジャッジ(判定)

お互いの主張を聞き、どちらの意見かより納得のできるものか判定します。
この時、自分の感情は含めずあくまで討論の内容で判断します。

このような流れでディベートを行っています。
自分の意見を主張する上で相手の立場でも考えることができれば
広い視点から意見を述べることが可能になります。

ディベートのメリット

ディベートをすることによって身に付くスキルとして
「理解する力」「分析する力」「まとめる力」「表現する力」
の4つのスキルがあります。

「理解する力」:相手の話を理解する力

ディベートをする上で相手の話を理解する事はとても重要です
相手の話が理解できなくては相手より有利な意見は出せませんからね。

「分析する力」:一つの事を様々な視点から考える力

自分の立場から意見をすることは大事ですがその立場は
周りから見たらどう見えているのかを考えることで変わった捉え方が可能になります。

まとめる力」:話す前に一度頭の中で内容を整理する力

まとまっていないのに話したのでは聞き手は理解するのに苦労してしまいます。
納得させるためにも聞き手に疑問を与えないことが大切です!

「表現する力」:どうすれば相手により効果的に伝わるか言葉を選ぶ力

聞き手を納得させることが目的なので聞き手にわからない様ではいけません。
聞き手が理解しやすい言葉や内容で伝えることが多くの賛同を得るためには必要です。

以上が、ディベートの説明になります。

最後に…

ディベートは直前まで題材を知らされていないので発表されてから急いでメリットやデメリットを考えないといけない事が大変でした。
相手の意見に対して反論しながら自分の
考えも話さないといけないので頭の回転も鍛えられると思いました。

また、ディベートは話し合いの中で素早く自分の考えを作っていかなけてばなりません。このディベートを通して、これからの業務でも様々な視点で物事を捉えてしっかり自分の考えをまとめて取り組んでいきたいと思いました。

以上で終了といたします。
お読みいただきありがとうございました!!

ディベートでは身につけられるスキル
http://joshi-cafe.com/debate/entry9.html

ディベートとは | はじめての方へ | ディベートを学ぶ
http://nade.jp/material/beginners/introduction

写真
参考資料:日本ディベート協会 教育ディベートとは
http://japan-debate-association.org/debate/academic-debate



【2020新卒研修日記】RIPを知ろう!【2020.9.2】

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はルーティングプロトコルシリーズ最終弾として
RIP(Routing Information Protocol)について紹介したいとおもいます!!

非常に古くから使用されており、最も基本的なルーティングプロトコルです!!
比較的小規模なネットワークで使用されます!

RIPはホップ数を基に宛先ネットワークの最適経路を判断します!

ホップ数とは、宛先のネットワークに到達するまでに経由するルータの数です。

このホップ数が少ないルートが最適ルートとして優先されます!!

例えば、下記の図でRT1からネットワーク172.16.1.254/27に到達するための経路は2つ(RT2経由とRT3 RT4経由)あります。

RIPを使用した場合、ホップ数が最小のRT2経由を選択します!

なぜ、RT2を経由するルートが選択されるかというと
RT5までに経由するルーターの数がRT2の1つだからです!!

RT3とRT4を経由するルートはルーターを2つ経由してしまうので
最適経路として選出されません。

また、RIPにはRIPv1とRIPv2の2種類があります。
RIPのバージョンは隣接ルータと合わせる必要があり、自身がRIPv1で動作しているなら、隣接ルータもRIPv1で動作させる必要があります!!

RIPv1とRIPv2の違いに関しましては、クラスフルかクラスレスか、パケットの宛先はブロードキャストなのかマルチキャストなのか等があり、基本的にRIPv2の方がサポートしている機能がグレードアップしているというイメージです!!

以上がRIPの簡単な紹介でした!!

【2020新卒研修日記】EIGRPを知ろう!【2020.9.1】

今回の記事はがわさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はEIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)について紹介したいとおもいます!!

EIGRPとはダイナミックルーティングプロトコルの1つで、他にもOSPFやRIPというルーティングプロトコルもあります!!

ルーティングやOSPFについては8月28日の記事で紹介していますのでお時間があればご一読お願いします!!(https://www.psid.co.jp/news/2020/08/28/

では、EIGRPの特徴について簡単に説明します‼

サイト名:Free Online CCNA and IT Tutorials. Study CCNA for free!
引用元:https://www.orbit-computer-solutions.com/

EIGRPはRIPとOSPFの両方の機能を組み合わせた
拡張ディスタンスベクタ型を採用しています。
具体的にはCisco独自のアルゴリズム(DUAL)を用いて
宛先ルートへの最適ルートの計算を行います。
これによって最適ルートとバックアップルートを割り出せる為
収束が高速になります。

収束が早ければ早いほど、通信の疎通が取りやすくなります。
と同時に、ルータにかかる負荷も小さいので
途中で通信が切れたり、ルータの機能がダウンしたりする可能性を
少なくできます。

しかし、Cisco独自のプロトコルなので
Cisco機器以外で構成されたネットワークやCisco機器が用いられたネットワークであっても一台でもベンダー機器が混在していると使用できないプロトコルですので弱点でもあります。

以上がEIGRPの簡単な紹介でした!!

Free Online CCNA and IT Tutorials. Study CCNA for free!
https://www.orbit-computer-solutions.com/

【2020新卒研修日記】現場社員にインタビュー!!【2020.8.31】

今回の記事はいわっちさん、サバさん、かいティンさんの3人でお送りします。

今回は現場に出て実際に業務を行なっているたーさん
午前のみですが本社に戻ってきたので
現在の状況などをインタビューしました!

Q1. 現場に出てどれくらい経ちますか?

A . 4月から現場に出てはいますが、
4月から5月は一度本社勤務になっていたので
だいたい4ヵ月ぐらいです。

Q2 . 久しぶりの本社はどうですか?

A. 自分がいた時とは本社のメンバーが変わっているし
机の配置も変わっていたので違和感があったけど
久しぶりって感じでした

Q3 . どんな資格を持っていますか?

A. CCNAITパスポート第3級陸上特殊無線技士
工事担任者DD第3種を持っています。
高校の時に陸特3級DD3種をとって
専門学校でITパスポートをとり
入社してからCCNAを取りました。

Q4. 今取得しようと思っている資格はありますか?

A .基本情報技術者午後試験CCNPLPIC level1
取得したいなと思っています。
ただ、この三つの資格の内容が離れていて
勉強するのが大変です。

Q5. 現場で大変な事は何ですか?

A. 最近だとL3スイッチの使い方が難しい事です。
複雑なので覚える事が大変ですね。

Q6. どうして仕事をしながら学習が続けられるのですか?

A. 自分で軸をしっかり持つ事。
もっと言うと例えば、CCNAを合格したいのであれば
絶対合格するという軸を持つ事が大事。
そうする事で自然と学習に取り組められる。だから続ける事ができます。

Q7. 今の生活の楽しみは何ですか?

A. 仕事終わりに同期と話す事や、家でYouTubeを見る事。
また、休日に出かける事が生活の楽しみです!

Q8. 最後に今後の意気込みについてお聞きしたいです。

A. 今後は沢山知識を得て資格を取得し、周りに頼られる人になりたい。
ゆくゆくはプロジェクトのリーダーになって皆を引っぱって行けるような存在になりたいなと思います!!

たーさん、ご協力ありがとうございました。

たーさんは現在、LPICを取得するために頑張っているそうで
業務後などに勉強をしているようで9月中には受験をする予定のようです。
私たちと同じ2020年入社のメンバーであり、
すでに現場で頑張っているたーさんを見て
私たちも頑張らなくてはならないと思いましたね。

以上が本日の記事になります。
次回に記事もお楽しみに!!

【2020新卒研修日記】OSPFについて知ろう!【2020.8.28】

今回の記事はシンディーさん、まっさーさんの2人でお送りします。

今回はOSPF(Open Shortest Path First)について紹介したいとおもいます!!

OSPFとはルーティングプロトコルの1つで、他にもEIGRPやRIPというルーティングプロトコルもあります!!

今日はそのなかでOSPFについて解説していきたいと思います!!

ではまず先ほどから出てきているルーティングとは何かを説明します。

ルーティングとは

ネットワークにパケットを送信するときに複数ある経路のなかから最も効率よくパケットを届けてくれる経路を決めてくれることを言います!!

このように経路を決めてくれるプロトコルのことをルーティングプロトコルと言います!!

経路を決めてあげないと思わぬトラブルが起きる原因になり得ますし、効率化という意味でもルーティングは必要不可欠なものです!!

そのルーティングをするために使用するのが、今回の主役であるOSPFなどのルーティングプロトコルです。

では、OSPFとはどのような特徴があるかといいますとほかのプロトコルよりも障害時に強いという特徴を持っています!!

なぜかと言いますと、宛先の最短パスを構築するために機器がお互いに自身の情報を交換し合うのですが、これをHELLOパケットと言います。このHELLOパケットは10秒間隔で送信されます。

このパケットの返事が4回帰ってこないと回線が絶たれてしまったと判断します。

このように回線が絶たれてしまっていてもすぐに経路を再計算して最短経路の構築を行えるのが大きな特徴となっています!!

ただし、RIPよりも複雑な処理を行うため、CPUやメモリにかかる掛かる負荷は大きくなってしまうという弱点があります。

以上がOSPFの簡単な紹介でした!!

ヤマハネットワーク製品
https://network.yamaha.com/knowledge/routing

ネットワークのおべんきょしませんか?
https://www.n-study.com/ospf-detail/ospf-overview/#:~:text=OSPF(Open%20Shortest%20Path%20First,%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

通信用語等の基礎知識https://www.wdic.org/w/WDIC/HELLO%E3%83%91%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88