こんにちは!
今回の記事はふみさんとおかかさんとまつさんの3人でお送り致します。
こちらの記事はルーティング₋スタティックルートについて紹介致します。
そもそもスタティックルートとは、人間が1つ1つ手動で設定した経路のことです。ルータが知らない経路は、経路を設定する必要があります。スタティックルートはその方法の1つです。もう1つは、ダイナミックルートもありますが、気になる方は調べてみて下さい。
上の図のように、ルータAのルーティングテーブルに記載できます。
◇スタティックルートのメリット
メリットとしては、目的のネットワークまでの複数のルートが存在している場合でも、この方法を利用すれば管理者が意図したルートでIPパケットをルーティングすることができます。
それと、スタティックルートを設定してもルータは、追加の処理を行いません。またルート情報をネットワークに送信しません。そのため、ネットワークやルータに余分な負荷をかけずにすみます。
◇スタティックルートのデメリット
各ルータ毎にスタティックルートの情報の設定を行わなければならないので、
多くのルータで構成される大規模なネットワークでは、設定が煩雑になり管理者の負荷が非常に大きくなります。
それと、新しいネットワークが追加されたり、障害発生などでネットワークの構成が変更しても、ルーティングテーブルを自動的に変更することができません。
つまり自分で新たに設定をしなければならないという事です。
◇スタティックルートはどんな時に利用するか
・小規模なネットワークでルータやネットワークの数があまり多くない。
・冗長化されていない。
・ネットワーク管理範囲の違いで共通したルーティングプロトコルを
利用できない。
以上の3つの条件で利用されます。
引用元:ネットワークのおべんきょしませんか?
サイト名:https://www.n-study.com/iprouting/static-route/
以前のエンジニアブログでルーティングテーブルについて触れている記事があるので、良かったらこちらも読んでみてください。
【2020新卒研修日記】ルーティングってなに?【2020.9.28】
サイト:https://www.psid.co.jp/news/2020/09/28/
今回の記事は以上になります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。