【2020新卒研修日記】SSHとTelnetの違いや特徴について!!【2020.10.19】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回の記事はがわさんとシンディーさんがお送り致します。

今回はTelnetとSSHについて解説していきたいと思います!
最近話題の映画「TENET」じゃないよ!!(けど観てみたい!!)

まずはTelnetについての説明を行います!
Telnetはネットワークに接続された機器を
遠隔操作する為に使用するアプリケーション層のプロトコルです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト名:https://www.infraexpert.com/study/tcpip19.html/

オフィスの机で業務を行いながら
マシンルームにあるサーバやルータなどの機器を
パソコン上で操作する事が可能になります。

Telnetで接続を行うには、PCにはTelnetクライアント
ルータなどの機器にはTelnetサーバのサービスを有効にする必要があります。

TelnetクライアントがTelnetサーバにアクセスする際に
宛先ポート番号としてTCPポート番号23を使用します。

具体的には利用者がクライアントに接続したいサーバを指示すると
そのサーバで有効なアカウント名やパスワード名を促して
ログインを行います。

その後、クライアントに実行したいコマンドを入力して
サーバが実行した結果がクライアントに送信されます。
そしてクライアントは実行した結果を画面に表示し
次のコマンド入力を受け付けます。

この繰り返しによってサーバの入出力機器の操作と同じように
遠隔でサーバを操作する事ができるのです。

Telnetは単純なテキストのやり取りのみを行う為
テキストベースで他のプロトコルで動作するサーバに
Telnetクライアントで接続しリクエストなどで
直接入力して操作やテストなどを行うのが主な使い方です。

次にSSHについて説明したいと思います!

SSH(Secure SHell)はTelnetと同じく
ネットワークに接続された機器を遠隔操作する為に使用される
アプリケーション層のプロトコルです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト名:https://www.infraexpert.com/study/tcpip19.html

先程のTelnetについての補足になりますが
Telnet自体は認証や通信の暗号化は全くしないので
インターネットなどの公の場で使用するのは危険です。

それに比べてSSHはパスワード情報や入力コマンド
処理結果、通信経路までも暗号化
した状態で
データを送受信する事ができます。

その為、現在のCiscoでは
Cisco機器への管理アクセスはセキュリティの観点から
TelnetではなくSSHのアクセスが推奨されています。

SSHクライアントがSSHサーバにアクセスする際に
宛先ポート番号としてTCPポート番号22を使用します。

またSSHはAndroidやiOSにも実装されているプロトコルなので
ネットワークにSSHを利用できる環境が整備していれば
スマートフォンやタブレットから容易にリモート接続できます。

以上、TelnetとSSHの解説でした!!
どちらもリモートで用いるプロトコルだという事や、
セキュリティー面の違いについて理解出来たのではないでしょうか。

さて、以前のあとがきで「もう10月ですね」と書きましたが、それから半月が経過しています。あの時よりも、一層気温が低下し、薄着では辛い季節になりました。
社内も暖房を入れ始めており、より冬を感じるようになってきました。
また、今月末はハロウィーンという事もあり、社の受付にジャック・オー・ランタンの飾りが鎮座しております。
今年もあと2か月半ですが、悔いのないように日々の生活を大事にしたいですね!!

以上、お付き合いありがとうございました!!
また次の記事でお会いしましょう!!

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*