【2020新卒研修日記】コマンドを知ろう!!【2020.9.25】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今日はネットワーク機器に使用するコマンドの一例を紹介したいと思います!!

ほんの一握りの紹介ですので、興味を持たれたら調べてみてください!!

◆スイッチ

まず、スイッチにコンソールケーブルというスイッチを設定することができる専用のケーブルを差し込みます。パソコンでTera Termというソフトを立ち上げると、パソコンの画面に以下のような表示になります。

Switch>

この状態はユーザーモードと呼ばれて、設定などは何もできない状態です。

この状態から以下の”enable”コマンドを入力します。

Switch>enable

このコマンドを入力すると下記のように表示が変わります。

Switch#

この状態を特権モードと呼びます。

このモードでは機器の現在の設定などを確認できます。

次に”configure terminal”というコマンドを入力すると

機器に対して様々な設定を行うことが出来ます。

Switch#configure terminal

このコマンドを入力すると表示以下のように変わります。

Switch(config)#

この状態になると、スイッチに対してVLANやEther Channelの設定などが行えます。

この状態をグローバルコンフィグレーションモードと呼びます。

ここでSwitchの名称などを変更することができます。

Switchの名称変更は“hostname”コマンドを使用します。このコマンドの後に任意の文字列を入力すると、その文字列がスイッチの名前となります。

Switch(config)# hostname SW

上記の場合だと、”SW”がスイッチの名称となります。

名称が変更されると以下のように反映されます。

SW(config)#

このようにスイッチに設定できるコマンドはたくさんあります。

次はルーターのコマンド紹介です。

ルーターもスイッチと同様にコンソールケーブルをルーターに差し込み、Tera Termというソフトを立ち上げます。ソフト上では以下のような表示になります。

Router>

どこかで見た表示ですね。

そうです、スイッチです。

ルーターもスイッチと同様にユーザーモードや特権モード、グローバルコンフィグレーションモードが存在します。

使用するコマンドは同じですので割愛しますね。

では、グローバルコンフィグレーションモードから、使用頻度の高いコマンドを紹介します。

interface Fast Ethernet”や”interface gigabit Ethernet”などです。

コマンドから分かる通り、インターフェースの設定が可能です。

インターフェースとはLANケーブルが接続されるポートのことですね。

このコマンドを入力すると下記に表示が変わります。

Router(config-if)#

この状態ではインターフェースに” ip address IPアドレス サブネットマスク “を入力するとIPアドレスなどが設定できます。

RT(config-if)# ip address IPアドレス サブネットマスク

このように、スイッチやルーターには数えきれないくらいのコマンドが存在します。

今回紹介したコマンドは”基本のき”となるコマンドですので、非常に使用頻度の高いコマンドとなっています。

しかし、逆にコマンドの入力忘れも多いコマンドでもあります。

以上、スイッチやルーターに使用するコマンドの一部紹介でした!!

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*