今回の記事はいわっちさん、サバさん、かいティンさんの3人でお送りします。
今回は新入社員研修として新たに取り組み始めた
ディベートについて紹介していきます。
★ディベートとは…
テーマに対して相反する二組の意見に分かれ、第三者(ジャッジ)を納得させるために討論をすることです。
討論とは言っていますが基本は言葉のキャッチボールです!
口論をするのではなく第三者を納得させることが目的となっています。
よく「ディスカッション」という言葉を聞くかもしれませんが
この二つは似ているようで実は違います。
「ディスカッション」は一つのテーマに対して複数人で協力して
問題の解決を目的とします。
一方、「ディベート」は相反する立場が存在しているので
お互いが納得することは難しくなっています。
なので、より多くの観客から支持を得る事が目的となっています。
★ディベートの流れ
①テーマ決め
まずは意見の対立が発生するテーマを用意する必要があります。
例えば、「朝食はパンかお米か」「ペットを飼うなら犬か猫か」
これらは比較的簡単に取り組めるテーマですね!
難しいものですと政治に関するものになってきますが
私たちには難しすぎるので行っていないです…
②グループ分け
対立する二組のグループに分かれます。
ここでポイントとなってくるのが
ランダムでグループ分けを行うという事です。
「本当はAグループの意見を持っているけれども
Bグループに振り分けられたのでBグループの主張をしなければならない」
どちらに振り分けられても自分の属するグループにあった意見を主張する必要があります。
③お互いに討論
グループ分けがされたのでグループの主張にあった意見を出し合います。
基本的には自分の属するグループにとって有利である意見を主張しますが
それは相手も同じです。
ですので、相手の主張を踏まえつつ、自分が有利になる論理的に主張をすることが重要になってきます。
時には論破をする必要がありますが相手の意見を大事にすることもディベートを活性化させることができ、
より白熱した討論に繋げることができます。
④ジャッジ(判定)
お互いの主張を聞き、どちらの意見かより納得のできるものか判定します。
この時、自分の感情は含めずあくまで討論の内容で判断します。
このような流れでディベートを行っています。
自分の意見を主張する上で相手の立場でも考えることができれば
広い視点から意見を述べることが可能になります。
★ディベートのメリット
ディベートをすることによって身に付くスキルとして
「理解する力」「分析する力」「まとめる力」「表現する力」
の4つのスキルがあります。
「理解する力」:相手の話を理解する力
ディベートをする上で相手の話を理解する事はとても重要です
相手の話が理解できなくては相手より有利な意見は出せませんからね。
「分析する力」:一つの事を様々な視点から考える力
自分の立場から意見をすることは大事ですがその立場は
周りから見たらどう見えているのかを考えることで変わった捉え方が可能になります。
「まとめる力」:話す前に一度頭の中で内容を整理する力
まとまっていないのに話したのでは聞き手は理解するのに苦労してしまいます。
納得させるためにも聞き手に疑問を与えないことが大切です!
「表現する力」:どうすれば相手により効果的に伝わるか言葉を選ぶ力
聞き手を納得させることが目的なので聞き手にわからない様ではいけません。
聞き手が理解しやすい言葉や内容で伝えることが多くの賛同を得るためには必要です。
以上が、ディベートの説明になります。
★最後に…
ディベートは直前まで題材を知らされていないので発表されてから急いでメリットやデメリットを考えないといけない事が大変でした。
相手の意見に対して反論しながら自分の
考えも話さないといけないので頭の回転も鍛えられると思いました。
また、ディベートは話し合いの中で素早く自分の考えを作っていかなけてばなりません。このディベートを通して、これからの業務でも様々な視点で物事を捉えてしっかり自分の考えをまとめて取り組んでいきたいと思いました。
以上で終了といたします。
お読みいただきありがとうございました!!
ディベートでは身につけられるスキル
http://joshi-cafe.com/debate/entry9.html
ディベートとは | はじめての方へ | ディベートを学ぶ
http://nade.jp/material/beginners/introduction
写真
参考資料:日本ディベート協会 教育ディベートとは
http://japan-debate-association.org/debate/academic-debate