今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。
今回はルーティングプロトコルシリーズ最終弾として
RIP(Routing Information Protocol)について紹介したいとおもいます!!
非常に古くから使用されており、最も基本的なルーティングプロトコルです!!
比較的小規模なネットワークで使用されます!
RIPはホップ数を基に宛先ネットワークの最適経路を判断します!
ホップ数とは、宛先のネットワークに到達するまでに経由するルータの数です。
このホップ数が少ないルートが最適ルートとして優先されます!!
例えば、下記の図でRT1からネットワーク172.16.1.254/27に到達するための経路は2つ(RT2経由とRT3 RT4経由)あります。
RIPを使用した場合、ホップ数が最小のRT2経由を選択します!
なぜ、RT2を経由するルートが選択されるかというと
RT5までに経由するルーターの数がRT2の1つだからです!!
RT3とRT4を経由するルートはルーターを2つ経由してしまうので
最適経路として選出されません。
また、RIPにはRIPv1とRIPv2の2種類があります。
RIPのバージョンは隣接ルータと合わせる必要があり、自身がRIPv1で動作しているなら、隣接ルータもRIPv1で動作させる必要があります!!
RIPv1とRIPv2の違いに関しましては、クラスフルかクラスレスか、パケットの宛先はブロードキャストなのかマルチキャストなのか等があり、基本的にRIPv2の方がサポートしている機能がグレードアップしているというイメージです!!
以上がRIPの簡単な紹介でした!!